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次世代のモバイル デバイス向けマップのご紹介


この記事は Google Maps Platform プロダクト マネージャー Ryan Cassidy による Google Cloud Blog の記事 "Meet the next generation of mobile-optimized maps" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

カスタマイズされた地図は、スムーズなエクスペリエンスを提供するうえでの鍵となり得るもので、ユーザーを惹き付け、ユーザーの関心を集めてくれます。自由度の高い地図は、不動産会社が地図上のスポット(POI)に微調整を加えて、購入者が住む場所を決める際の手助けになるときや、地図のスタイル設定をしている地域の薬局が、自分たちのロケーションを競合他社に比べて目立たせる場合でも同じであると考えます。だからこそ Google は、スポットの密度とフィルタリングの管理ズームレベルのカスタマイズ、さらには業界別に最適化された地図のスタイルといった機能を通した能力の強化を重視してきました。ですが、お客様の地図を次のレベルに押し上げるためのサポートは、これにとどまりません。この度、2 つのアップデートを一般提供します。それは、新しい Maps SDK for Android と、Android と iOS 向け SDK のクラウドベースのマップスタイル設定機能の拡張です。この 2 つでネイティブ モバイル マップ エクスペリエンスを強化することで、すべてのプラットフォームにわたる一貫性のある最適化された地図の提供が簡単に実現できるようになります。また、現在 Google が取り組んでいる追加機能の一部についても紹介します。

Maps SDKs for Android をアップデートしてユーザー エクスペリエンスの強化を実現

世界中のデベロッパーは、ドライバーの配達のサポートや、小売業者が注文の配送先住所を視覚的に確認する際のサポートといった、重要性の高いエクスペリエンスの提供を Maps SDK for Android に依存しています。消費者がアプリに費やす時間は増加し続け、アプリの使用が日常的で欠かせないものになる中、消費者の高い期待に応えられるモバイル エクスペリエンスが、かつてないほど重要になってきています。

今回リリースした Maps SDK for Android のバージョン 18.0.0 では、新たなレンダラによって実現した、より充実した地図描画のエクスペリエンスをアプリユーザーに提供します。新しいレンダラによるタイル表示やレンダリング アーキテクチャの最適化を導入したことで、品質を落とさずに地図データのサイズを軽減できました。これにより、ネットワーク負荷、デバイス上の処理、メモリ消費量が削減され、よりスムーズで安定したエンドユーザー エクスペリエンスにつながります。また、地図のラベルに特化した改善も行いました。今回のアップデートによりラベルの柔軟性が増し、より正確に位置取りできるようになったことで、マーカー管理機能の未来が切り開かれました。さらに、操作の処理全体を強化したことで、アニメーションの向上や、よりスムーズなパンやズームを実現しました。

Maps SDK for Android は引き続き Google Play 開発者サービス SDK の一部として継続して提供されるため、バージョン 18.0.0 にアップグレードしたとしても、APK サイズを増加させることなくすべての改善点を活用することができます。

一貫性があり、カスタマイズされた地図を複数のプラットフォームでデプロイするのは、クラウドベースのマップスタイル設定でボタンを押すだけというシンプルさです。

モバイル向けクラウドベースのマップスタイル設定による一貫性のあるクロス プラットフォーム マップ エクスペリエンス

今年前半の Google I/O にて、Google は JavaScript 向けクラウドベースのマップスタイル設定の一般提供を発表しました。それ以来お客様は、より優れたカスタマイズ機能やクラウドで強化された効率的なデプロイのワークフローを利用して、ミュンヘンのインタラクティブな地図の作成から、Cadbury が主催した仮想イースター エッグ ハントなどの楽しいイベントまで、数多くのマッピング エクスペリエンスを提供しています。この度、クラウドベースのマップスタイル設定機能は、Maps SDK for Android(バージョン 18 以上)と Maps SDK for iOS(バージョン 5.0 以上)の一般提供バージョンでサポートされます。

クラウドベースのマップスタイル設定により地図のカスタマイズに必要なコードがクライアントからクラウドに移動することで、新機能を使用するための修正や、新しい構成のテストが簡単にできるようになります。このようにクライアント コードとカスタマイズ コードを分離したことで、すべての対応プラットフォームにわたる多数のアプリにおいて、単一ブランドの管理や最適化したスタイルの管理がより簡単に実現できるようになります。また、プラットフォームやインストール ベース全体でのマップスタイルの変更が、ボタンを押すだけで同時に公開できるようになります。クラウドベースのマップスタイル設定は、スポットのフィルタリングとスポット利用の促進ズームレベルのカスタマイズランドマーク商業地域用スタイル設定などの、増え続ける新たな一連のカスタマイズ機能の基盤となるものです。

ズームレベルのカスタマイズでは、マップのさまざまなズームレベルでユーザーが目にする情報を微調整できます。

モバイル デベロッパーは、Google Cloud Console で MapID を作成することで、Dynamic Maps におけるクラウドベースのマップスタイル設定機能やシンプルなクロス プラットフォーム カスタマイズが活用できるようになり、Maps SDK for Android または Maps SDK for iOS 内で使用できるようになります。Maps SDK for Android または Maps SDK for iOS を介して Map ID を読み込んだ Dynamic Maps は、Maps JavaScript API(Dynamic Maps)と同じ SKU で請求され、同一の毎月 $200 分のクレジットの利用が可能となり、使用量に応じた料金が適用されます。デベロッパーは、新しい Maps SDK for Android にアップグレードした場合でも、これまでと同様に無料で引き続きクライアントのスタイル付き地図の利用が可能です。

現在取り組んでいる追加機能¹

Google は、差別化されたエクスペリエンスを提供し、ユーザーを惹き付けるうえで、地図のカスタマイズに関して多様なニーズがあることを理解しています。Google は、さらなるクラウドベースのマップスタイル設定機能の開発に取り組んでおり、ご要望に応じたサポートが提供できるように、マーカー機能、マップの要素、データドリブンのスタイル設定に力を入れています。Google は一連の新しいマーカー機能、簡単なピンのカスタマイズ、Marker Collision Management、パフォーマンスの最適化、カスタム マーカー要素などに取り組んでおり、これらはしっかりカスタマイズされ高度に最適化されたマーカー ドリブン エクスペリエンスの迅速なデプロイの実行を可能にするものです。また、より詳細な地図を求めている人向けに、詳細なストリート マップの可用性とカスタマイズをさらに多くの都市に拡大しています。さらに、新しい API を公開し、プログラムで地図要素のスタイル設定を簡単にする機能にも取り組んでいます。これにより、お客様のデータに基づいた Google の保有する行政界データを用いて、スタイル設定機能を応用した階級区分図を簡単に作成することが可能となります。

これは、Google がデベロッパー コミュニティ向けに構築しているサービスのほんの一部です。Google が追加機能の実現に向けて懸命に作業を進めている間に、詳細をウェブサイトでご覧いただき、デベロッパー向けドキュメントを確認し、カスタマイズとモバイル地図の強化をぜひスタートしてください。

¹プロダクトの機能、特長、今後のスケジュールは変更される可能性があります。

Google Maps Platform に関する詳しい情報はこちらをご覧ください。ご質問やフィードバックはページ右上の「お問い合わせ」より承っております。


Posted by 丸山 智康 (Tomoyasu Maruyama) - Developer Relations Engineer




source https://developers-jp.googleblog.com/2021/11/next-generation-mobile-optimized-maps.html

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